英単語の勉強法:英語の単語は使って覚えよう

photo by Nina A.J.

英語の単語を単語本を読んで覚えるのはもうやめましょう。英単語のオススメな勉強法は英文ごと読んだり使ったりして覚えること！単語本を暗記するだけの勉強は受験生までで終わりにしましょう。

大事なのは文章で覚えること

理由は単純です。単語を覚えることがゴールなのではなく、実際に会話や文で使うことが目的だからです。
そのためには、意味とひとくくりにする覚え方ではなく、その言葉を使うシチュエーションと一緒に覚える必要があります。
さらに言えば、シチュエーションだけじゃなくその時の感情も一緒に覚えてしまいましょう。

そのためには:自分の興味のある文章を英語で読むのが一番

単語本ではなく自分が読みたい、または話したい内容の英文を読むことをおススメします。例えば、旅行が好きな人ならLonely Planetをおススメします。日本の旅行ガイドは写真や広告が満載ですが、Lonely Planetはその国の訪れるべきスポットベスト10、予算別の旅行プランまでこれでもかと情報が網羅されています。ほとんど文字です。海外に行くとロンプラを持っている白人をよく見かけるくらい世界的にメジャーな旅行ガイドです。世界中の人に向けた旅行ガイドだけあって難しい単語は使われていないので初心者にもおススメ。

Lonely Planet Kyoto (Travel Guide)

別の品詞を覚える：

英単語を覚える時は品詞も一緒に覚えると一石二鳥です。

例えば、動詞の「imagine=想像する」という単語を調べた時に
名詞：imagination（想像）
形容詞：imaginable（想像できる）
副詞：imaginably（想像できるように）

と、一気に覚えてしまうという手段です。
この時に大切なのは、文法と同じく品詞の役割を覚えていること。
形容詞は名詞を修飾する、副詞は動詞を修飾する、ということを覚えているだけでぐっと英語をマスターするスピードは速くなります。

TOEICなどビジネス向きの英単語を勉強したい方は

TOEICテスト新公式問題集〈Vol.4〉

 問題集に出てきた知らない単語を覚えるだけでOK。それでも物足りない方はこちら。

TOEICテスト英単語 出るのはこれ! (講談社パワー・イングリッシュ)

 またも中村澄子先生本。10年近く毎回TOEICを受け続けている澄子先生だけあってビジネスシーンでも試験でも使える単語がたくさん。仕事で英語を使いたいという方は買って損無しです。

　では、次回は英文の読み方についてお教えしますー。