英語の読み方:英文を英語のまま理解する方法
英語の勉強法ではおろそかにされがちな英文の読み方。ですが、英文を読む練習はとても大事です。
英語のWEBサイトやメールなど、ビジネスでもプライベートでも英語を読む機会はとても多いですよね。まずは英文に慣れるところから始めましょう。
前提:戻り読みはしない
受験勉強で教わった、英訳の方法といえば後ろから訳する「戻り読み」これは実際の生活ではNGです。今すぐ忘れましょう。
理由は簡単、後ろから訳していたら読むスピードが遅くなるからです。一語一句翻訳する必要があるのは受験勉強だけ!英文のニュアンスをざっくりつかめればそれでOKです。
分からない単語はいちいち辞書で調べない
英字新聞や海外メディアのニュースを読んでいると、知らない単語がいっぱい出てくると思います。これも全部調べるのは止めましょう。これも毎回辞書で調べていたら同じく読むスピードが落ちて、読むことに飽きてきます。調べる時は、メインで使われている動詞など、単語が分からなかったら文章全体が分からない場合のみにするのが良いです。なんでも完璧にしようとするのは止めましょう。
自分が興味のあるジャンルの英文を読む
いくら英語が初心者だからって、子供向けの浦島太郎や不思議の国のアリスの英訳、などを読んでも興味が持たずに飽きます。
音楽が好きな人なら自分の好きなアーティストの英語サイト、仕事で使いたい人なら英字新聞など自分が興味を持てる文章を読みましょう。最初は全く読めずに自信を無くすかもしれませんが、1日10分でも15分でも読んでいると、だんだんよく出てくる単語などがわかってきて、なんとなくでも読めるようになってくるはずです。
私が読んでいる英字新聞はこちら:
とはいえ、やっぱり稼ぐための英語力を身につけるためには、仕事のスキルに直結するような英文を読むのが一番。そうなるとおススメはやっぱり英字新聞です。
初心者向け:The Japan Times ST
英語学習者初心者におススメなのはThe Japan Times ST です。The Japan Times ST は英語学習者向けに作られた英字新聞で、週に一回郵送で自宅へ届きます。
おススメするポイント3つ
1. その週に起きた世界のニュースが読める。政治や経済はもちろんテクノロジーやちょっとおかしなニュースまで。難しい単語にはちゃんと訳つきで安心。1記事辺りの文章も短め。
2. ニュース以外にも、TOEIC対策のコーナーや心理テスト、海外のライターのエッセイなどコンテンツが豊富で飽きない
3. 月1,132円=週300円と格安。
何より、週に1回必ず届くので必然的に読まねば!という気になります。もちろん新聞なので通勤時のカバンに入れておいてスキマ時間に読むこともOK。電車の車内で英字新聞を読んでたら、ちょっとデキるオンナ風でカッコよくないですか?
慣れてきた方にはThe Japan Times On Sunday という上級者向け・オール英語の一週間のダイジェスト版もありますので、力がついてきた方はこちらもどうぞ。
どちらも無料見本誌があるので、読めるか不安な方はまず見本誌の請求から始めてみては?
次回は発音・会話編をお送りします!